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ベトナムと中国が開発合戦へ
 南シナ海資源争奪戦

ベトナムと中国が鞘当を繰り返している
南シナ海で採掘合戦がはじまりました
まとめましたので ご覧ください
大和タケル

ベトナムが石油掘削事業を開始 

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ベトナムが南シナ海の海底で石油掘削事業を
始めたことを明らかにした。 

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ベトナム外務省/レ・ティ・トゥー・ハン報道官

 ハン氏は「ベトナム主権下の海域での行動だ」と
主張し、同海域の管轄権を主張する中国を念頭に、
「ベトナムの法的権利を尊重し、南シナ海の平和維持に
貢献するよう求める 国連海洋法条約を含む国際法のもと
完全なベトナムの主権下にある」と主張した
ベトナム外務省発表

ここ数年 凍結されていた採掘事業に関して
ベトナム側から公式なリリースがなされました

この事業の試掘が范長竜中央軍事委員会副主席の
訪問中に告げられた際に 激高した范副主席は越首脳ら
との会談をキャンセルして帰国しました

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もっとも 中国側も実行支配を強めており
海南省が直轄する行政区の三沙市では
中国人に限って 以下のような観光クルーズが
組まれているとのことです

クルーズツアーの3日目内容
05:40-06:00  クルーズ船上にて南シナ海の日の出を撮影 
06:30-07:30  船内にて朝食 

08:40-09: 45  全富島(注.ベトナムと係争中)に上陸 
10:00-10:30  愛国主義活動(国旗掲揚、宣誓、記念写真) 

10:30-12:00  島内観光など 
12:00-13: 30  船内にて昼食 






14:30-17: 30  鴨公島(注.ベトナムと係争中)に上陸。
希望者は自費にてダイビングや洞窟観光など

18:30-19: 30  船内にて夕食 
20: 00-21:00  西沙海戦(1974年に中国が南ベトナム海軍を
       破って西沙諸島を占領した戦い)記録映画鑑賞 

21:00- 22: 00  船上にて夜の歌謡ショー 
jbpressより

このようにベトナムを意識しまくった内容になっており
両国の対立の根深さも伝わってきます

更に中国は巨大な浚渫用の船を投入して
近隣諸国を圧倒しようとしています

中国の巨大浚渫船「天鯨号」
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天鯨号には掘削と埋め立ての能力が備わっており
天鯨号はネット上で「島造りの宝」と呼ばれている。
島を造るのも埋めるのも自由自在だ。 

天鯨号は1時間に4500立方メートルの海底混合物を
掘り出すことができる。
それは一般的なサッカー場の広さの深さ50cm分の
巨大な穴に相当する。「こぶし」と名付けられた
掘削ドリルの能力が優れているからだという。
掘削ドリルの直径は2.8mと3.15mの2種類がある 

天鯨号の工程 
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浚渫船は作業の現場海域に到着後、直径1.8mのアンカーを
下ろし重さ1100トンある掘削機器を伸ばしてから
先端のドリルを扇形に旋回させ海底の地盤を掘削する
土砂をポンプで吸い上げて排出するのが一連の作業だ。 
環球網より一部抜粋

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実際 中国の浚渫能力はかなり高いと認めざるをえません
その証拠に 侵略用の要塞人工島をぼこぼこと作ってしまいました

※関連記事
東シナ海に中国、新たな掘削施設…
ガス田開発か 日中中間線付近 政府抗議 

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このままでは アジアの全ての浅い海には 中国の前哨基地が
作られていくでしょう



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