アジアと世界のまとめサイト

トルコ スウェーデン ニュージーランド/NZ
 人権問題などで 新たに広がる対中国包囲網 

 
これまで対中包囲網というとファーウェイ規制や
南シナ海問題などのように米国を中心に主に
経済や軍事面でのものでしたが ここにきて
人権問題が新たな広がりを見せてきました 大和タケル
 
トルコ外務省】中国のウイグル収容所閉鎖を要求
拷問や洗脳を受けていることは「もはや秘密でない」
トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
 
 
トルコ外務省は中国当局に対し、ウイグル族の
人権を尊重し、中国新疆ウイグル自治区の
ウイグル族収容所を閉鎖するよう求める報道官声明を
出し中国が組織的にウイグル族の同化政策を行っている
のは人道上の「大きな恥だ」と、強く批判した。 
 トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
トルコで名が知られるウイグル族の詩人兼音楽家が
自治区の収容所で死亡したとして、声明を出した。
報道官は、自治区の「悲劇」を終わらせるため
国際社会が対応するよう呼び掛けた。 
 
 報道官は100万人以上のウイグル族が自治区の
収容所などに拘束され、拷問や洗脳を受けている
ことは「もはや秘密でない」と主張した/①
 
トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
この詩人はアブドゥレヒム・ヘイットという人で
中国側は生存といっていますが かなり疑わしいと思います
 
トルコといえば かつてはオスマントルコ帝国として
イスラム圏の大宗主国でしたので やはり同じイスラムの
ウイグル族の苦境を見かねての発言と思えます

トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
拷問や民族の言葉などを消されていくだけでなく
臓器移植のドナーに利用されているなど あまりに
酷い収容所実態といえるでしょう
 
また北欧スウェーデンでも 中国駐在大使が
召還されるという事態がおきました
 
駐中国大使を召還へ
トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
スウェーデン政府がリンドステット駐中国大使を
召還したことが明らかになった。
香港の書店関係者でスウェーデン国籍の桂民海氏が
中国当局に長く拘束されている問題をめぐり、同氏の娘と
無断で会合を持った事実関係を調べるためという。
 
 トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
 桂民海氏の釈放を求める市民団体
 
桂氏は中国共産党に批判的な書籍を扱う書店の株主で、
2015年10月に滞在先のタイで失踪した。
後に中国当局に拘束されていることが明らかになった。
 
リンドステット大使は1月下旬、首都ストックホルムに
桂氏の娘のアンゲラさんを呼び、中国人の企業家2人と
ともにホテルで面会した。
この席で企業家は「メディアに発言を続ければ彼女
(大使)のキャリアを傷つける」などと述べ、解放活動を
行っているアンゲラさんをけん制したという。
 
不審に感じたアンゲラさんがブログで経緯を報告した
ことで面会の事実が明らかになった。大使が会合を
持ちかけた意図など詳しい背景は分かっていない。
①② 共にロイターより抜粋
 
この記事からは 大使の意図はまだはっきりしませんが
こうした中国での民主派や体制批判者の失踪について
自分も何度が法務省の人権擁護局のツィッターなどに
書き込みをしていますが 法務省も日本の自称人権派も
完全にスルーしています
 
スウェーデンと中国といえば やはりノーベル平和賞を
受賞しながら軟禁状態で死亡した 劉暁波氏が思い出されます
 




 
一方 南半球のニュージーランドも中国とギクシャクしはじめました
これは台湾表記が原因とされています
 
中国、NZ機の上海着陸を拒否
トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,
 
2019/2/9に深夜にニュージーランド・オークランドを
出発した上海行きニュージーランド航空289便が
中国当局の着陸許可を得られず、離陸から約4時間
半後に出発地へ引き返すトラブルがあった
 
ニュージーランドのメディアは、同便の着陸申請書類に
含まれていた台湾に関する表記について中国側が
問題視したことが原因と伝えた。
 
289便はオークランドに戻った上で乗客らは別便に
乗り換え、11日に上海浦東国際空港に到着した。
 
この原因は289便の着陸申請書類に「台湾が国で
あることを示すような表記」があったためと報道。
中国側は昨年、ニュージーランド航空側にこうした
表記を削除するよう警告していたという
 
中国民用航空局は昨年4月、各国の航空会社44社に
対し、ウェブサイトなどの台湾の表記を、中国の一部で
あることを示す「中国台湾」などに変更するよう要求していた
産経より一部抜粋
 
NZ側は 揉め事を拡大する気はないようですが
それでも両国には この他にも案件がかなりあります

トルコ,スウェーデン,ニュージーランド,NZ,人権,ウイグル収容所,臓器移植,ウイグル,台湾,

1 ニュージーランドにおける「NZ 中国観光年」の
 開幕記念イベントが予定されていたが、中国側に
 より延期された
 
2 アーダーン首相と中国トップとの相互訪問が無い
 
3 NZ当局が5G事業でのファーウェイ排除を決定
 
これに先に挙げた台湾表記と着陸拒否が加わりました
 
中国は華為規制でカナダにも強い圧力をかけていますが
NZがどう動くか 今後の対応も注目されます
 
このところ 進出した東南アジアでは カラチで襲撃が
あったり またアフリカでも反中の意識が高まっています
 
China's Big Boy Rulesが世界にどこまで許されるのか?
そう遠くないうちに はっきりとするかもしれません



人気の過去記事のページ

こちらは相互リンクサイトです
どのサイトもおもしろいです
inserted by FC2 system