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トルコでかなり大規模なクーデターが発生しました

まず時系列にそってまとめた記事を見てください

昨夜

トルコで一部の兵士がアンカラにある国営テレビ、

ＴＲＴを一時占拠し、アナウンサーに「全権を掌握した」と

声明を読ませて、市民に対し外出を禁じました。 

これに対し、エルドアン大統領は民放テレビを通じて

国民に対し外に出て抗議するよう呼びかけ、

その後「反乱を鎮圧した」と述べました。 

そしてエルドアン大統領は日本時間の午後０時半ごろ

イスタンブールで大勢の支持者を前に演説し、 

反乱の動きの背後関係を調べるとともに

「どんな脅しにも屈することはない」と述べて、

反乱に関わった兵士に対して厳しく対処する方針を

強調しました。 

一夜明けて

イスタンブールのシャヒン知事は、

「軍事クーデターの試みは、 失敗に終わった。
すでにクーデター首謀者の拘束と逮捕が始まっている」
と伝えた。 

テレビ報道によれば、特に、ブルサ県の憲兵隊長が

拘束されたとのことだ。 

マスコミ報道によれば、トルコでのクーデターを率いたのは、 

軍検察官と46名の上級将校。 

クーデター失敗の報にも関わらず、最大都市イスタンブールや 

首都アンカラでは、やはりまだ衝突が続いている。

あちらこちらで 爆発音や銃声が聞こえる。 

クーデターの試みがなされた際、衝突が起きたイスタンブール

では、 犠牲者は6人に達した。また多くの一般市民が負傷している 

各種外電より抜粋

このように外電では死者100人以上といわれてますが　

首謀者は既に逮捕されているようです

大和タケル

トルコのエルドアン大統領といえば　もともと

強気な指導者でロシアともかなりやり合っていたんですが　
6月末にロシア機撃墜を謝罪するなどして　

アレ? ちょっと変わってきたのたかなと思っていた
んですけど　やはり軍の一部と軋轢があったようです

ロシアにISとエルドアン大統領も難敵が多く

頭の痛いことでしょう　

また今回のクーデターを起こした軍検察官とは

憲兵隊内で検察官の地位にある将校です　

憲兵隊は米国も中国　韓国など世界の軍隊内に

ある組織ですが　戦後の日本にはありません

自衛隊施設内の違法行為は、警務隊が捜査を行い、

拘束後は検事に身柄と書類を送ります

つまり拘束後は　一般市民となんら変わらないわけです

平時はこれで問題無いと思いますが　警察機能を超えた

戦時での扱いなど　曖昧な部分もあり憲法論議同様に

このへんも整備が望まれる点でしょう

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