中国 李首相復権は以前から
計画された習一派への攻撃の結果か!?
計画された習一派への攻撃の結果か!?
李首相の「外交復権」は「団派」の巻き返しだ
激化が予想される中国共産党の権力闘争
ASEANプラス3首脳会議での
李克強首相とドゥテルテ比大統領
先月21日、中国の李克強首相は国連総会で演説を行い、
その前日にはオバマ米大統領との会談をこなした。
中国首相には普通の外交活動のように見えるが、
李首相自身にとっても記念すべき出来事となったのではないか
今年の上半期、習主席自身は7カ国を訪問して
核安全保障サミットや上海協力機構等の重要会議に出席したが
李首相の「外交復権」の背後には、今まで習主席との
権力闘争においてやや劣勢に立たされた共産主義青年団派の
勢力が、例の「北戴河会議」をへて再び勢いを巻き返してきた
ことがあったのではないか。
そうなると、来年開催予定の第19回党大会に向け、
次期最高指導部の人事をめぐる権力闘争はますます
激しさを増してくるだろう。
この「最後の決戦」の行く末によって、中国の政治と外交の
方向性は大きく変わっていくに違いない。
石平氏コラムより抜粋
大和タケル
大和タケル
この復権は 一朝になったものではなく
どうも かなり前から巧妙に練られていたようです
その一つの証拠として 春以降の中国の政治上の
出来事を時系列順に並べてみました
一部に未確認情報や類推がありますが こうして
並べてみると一連の動きが見えてくるでしょう
全国政治協商会議(全国政協)の開幕式で、
委員たちは異様ともいうべき光景を目撃した。
式典が終わり 最高指導部メンバーらの退場時
規律検査委員会の王岐山主任が前を歩く習国家主席を
後ろから手をかけて呼び止め、話しかけたのである
習主席の部下であるはずの王氏が取った行動は
主席の権威をないがしろにする行為とも映った
サンケイ系より
4月上旬 近平夫人 女帝として叩かれる
広東省のジャーナリストが習近平夫人である
彭麗媛を中国史上唯一の女帝で、稀代の悪女とされる
7世紀の則天武后になぞらえる文章をネット上で発表
5月か6月頃か?
習近平夫人の彭麗媛暗殺未遂事件
真偽のほどは不明だが、彭麗媛の専用車に
爆発物が仕掛けられたものの、党中央警衛局に
見破られ、犯人らは逮捕されたが正体は
武装警察部隊の隊員だったという /SAPIOより
中共の長老らによる秘密会議において
習主席の内政・外交政策が各方面からの
批判にさらされたか?
2014年の北戴河会議ではむしろ習近平が
長老側を押していたといわれるのでだいぶ
追い込まれてきているようです
2014年の北戴河会議ではむしろ習近平が
長老側を押していたといわれるのでだいぶ
追い込まれてきているようです
9月10日 近平親衛隊から逮捕者が出る
あの天津大爆発かほぼ一年たった天津市で
事実上トップが失脚、習近平氏側近で初となる
逮捕者が出た
習近平国家主席に近い黄興国市委代理書記兼市長が
10日重大な規律違反の疑いで党の規律部門に
連行されたのだ
同月
李首相の外交復権 ←いまココ
さすが六韜三略の本場ですねぇ
この周到に陥穽を掘るというところが
イイ味を出しています
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