ファーウェイ副会長逮捕 更にファーウェイ使用でSPY扱いの可能性も?
かねてから米国等から規制を受けていた
中国ファーウェイがCFO逮捕という事態に発展しました
ファーウェイ規制についても載せてあります
大和タケル
中国ファーウェイ副会長兼CFOが逮捕 米の要請で
カナダ当局が=イランに製品を違法輸出した疑い
カナダ当局が米国の要請に応じ中国の華為技術
ファーウェイの孟晩舟・副会長兼最高財務責任者
CFOを逮捕した
米国が経済制裁を科すイランに製品を違法に輸出した
疑いがあるという。 孟氏は創業者の娘にあたり、
同社経営にも影響が及ぶ可能性がある。
同社経営にも影響が及ぶ可能性がある。
バンクーバーで逮捕された孟氏は米国から送還を
求められている 米メディアは4月、米司法省がイランへの
求められている 米メディアは4月、米司法省がイランへの
違法輸出の疑いで華為技術を捜査していると報じていた。
米商務省は4月、中国の中興通訊(ZTE)もイランに
米国製品を違法に輸出し、米政府に虚偽の説明を
米国製品を違法に輸出し、米政府に虚偽の説明を
したとして米企業との取引を禁じる制裁を科した。
グローブ・アンド・メール/nikkeiより一部抜粋
今回の逮捕容疑は禁輸されている米国製品を
ファーウェイが経由して イランに売却したという
疑いです また各国で続くファーウェイ5G規制に
英国も加わりました
英BT、中国ファーエイを5Gから締め出し
英通信大手のBTは次世代通信規格「5G」について、
中国ファーウェイの製品は調達しない方針を明らかにした。
4G通信も2年以内にファーウェイの技術を排除する計画。
5Gで主導権を握ろうとする同社にとり新たな打撃となる。
BT広報はこの方針について、2016年にEEから
買収した携帯電話事業に沿った判断だと説明している。
同社は長年の方針として、ファーウェイ製品を中核的
なネットワークから排除していた/REUTERSより抜粋
ファーウェイを使っているだけでSPY扱いの可能性も?
これまでに ファーエイの5G高速通信は米国とインド
豪 NZから規制されていますが更に規制国が増えました
しかも 米国は更に厳しい内容の決定をした模様です
ファーウェイ製品、使っているだけで
取引停止 米政府、強める圧力
カナダ司法省は5日、米当局の要請を受けて中国の
通信機器最大手、ファーウェイ幹部を逮捕したと
発表した。背景にあるのは米国政府・議会が急ぐ中国の
通信・監視カメラなどハイテク企業を排除する動きだ。
中国が通信機器を経由して米国の軍事技術情報を
盗み取っていると見るためだが、対米関係を優先すれば、
製造・部品調達の見直しにもつながるだけに
企業には困惑も広がっている/日経より一部抜粋
日本政府、中国通信2社製品を排除へ
政府は、中国のファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の
製品を政府調達から事実上、排除する方針を固めた
2社が中国情報機関との結び付きを指摘たことを踏まえた。
なぜここまで危険視されるのか?
ところで5G高速通信はまだ実際の運用も
始まっていないのに なぜファーウェイは
危険視されるのか?という疑問が沸くと思います
まず5Gとはこれまでの携帯用電波が700Mhzから
3.5Ghz程度なのに対して 遥かに高周波域の
39Ghzのミリ波帯を使用する通信です
周波数が高い(波長が短い)ほど送れる情報量が
多くなり5Gでは4G LTEの20倍に相当する20Gbps
(毎秒20Gの情報量)といわれています
現在 家電や自動車などの多くがロボット化
無人化され始めているのは 周知のことと思います
今後はさらに多くの機器が通信でネットに繋がれ
街中が一つの有機体の神経のように結ばれるでしょう
IoT技術 その神経伝達の担い手が5G高速通信なわけです
もし その中に悪意あるSPYウェアが仕込まれていたら
個人情報や機密漏えいから 異常動作による事故まで
これが大げさな空想話でないのは 米国の厳しい
態度を見ればわかることでしょう
このファーウェイ規制には 日本も同調しています
サイト内の過去記事をご覧ください
サイト内の過去記事をご覧ください
米中貿易紛争は長期化してきていますが
今回の逮捕や規制は その大きな紛争内の
一部であり いわば通信戦線における中国と
ブルーチームとのバトルといえるでしょう
こちらは相互リンクサイトです
どのサイトもおもしろいです
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