アジアや世界から一帯一路へ非難集中
苦しむ国を助けるべき日本が悪と手を組むのか?
中共が鳴り物入りで推し進めている一帯一路への
非難の声がアジアや欧州などから上がっています
大和タケル
一帯一路が財政圧迫、マレーシア見直し迫る
マレーシアのマハティール首相は
訪問先の北京で中国の李克強首相と会談した。
会談後の共同記者会見でマハティール氏は、
ナジブ前政権が中国側と契約した中国の
巨大経済圏構想「一帯一路」関連の大型事業で
財政が圧迫されていることを念頭に、
「マレーシアの財政問題」への対処を李氏に迫った
契約条件や計画の見直しを求めたものとみられる。
会談では、中国がマレー半島で進める総額2兆円を
超す鉄道建設などの見直しを要求した模様だ。
ナジブ前政権の過剰な中国傾斜を修正する狙いがある。
読売新聞 より一部抜粋
トンガ 債務帳消しを中国に要求
太平洋島嶼 各国で共同提案
南太平洋の島国トンガのポヒバ首相が、
中国に対し、太平洋の島国が負う債務を
帳消しにしてほしいと求めている。
中国はここ数年、援助という形で太平洋の
国々に膨大な額の借款を提供し続けてきた。
オーストラリアのシンクタンクの推計では、
トンガだけで総額1億ドル/約110億円が
貸し付けられている。
「中国の債務問題を話し合う必要がある
許してほしいと中国に頼む文書にPIF
全加盟国が署名すべきだ」/時事より一部抜粋
このように一帯一路には事業や債務などの
見直しや破棄の声が上がっていますが
それはアジアからばかりではありません
欧州を含め 世界から非難が集まってます
世界から非難される一帯一路
フリーランチと考えるな /IMF
「参加各国は、中国のインフラへの投資など
すべきではない」 IMFのラガルド専務理事は
一帯一路についてこう指摘した。
「フリーランチ」とは「代償なし」などを意味する。
IMFトップが一帯一路のリスクを公に警告した
EUも署名拒否
一帯一路の不透明性の危惧から英国や
独,仏などEU各国は署名することを拒否
特に危険視されているのが 高利で貸付して
債務不能に陥らせてから インフラをいただくという
正に 闇金の手口を中国は国家規模でやっている
という点です
この実例はすでにスリランカに現れています
中国「一帯一路」が生む借金地獄
巨額の債務による“代償”を背負う形となった
代表例が、スリランカだ。
スリランカのハンバントタ港はリースという形を
取ったが、貸与期間は99年間で事実上の売却といえる。
スリランカ側からすれば、港が中国の手に渡った格好だ。
こうした手法は「債務のわな」と批判される。
スリランカの前ラジャパクサ政権は計15億ドル/
約1600億円相当の高金利のローン2件を中国と組んだ
大型プロジェクトの資金を中国に大きく頼ったが、
プロジェクトの多くは経済規模が870億ドル
約9兆6600億円程度のスリランカにとって重い負担になった。
スリランカ南部のマッタラ・ラジャパクサ国際空港
巨費をかけたが利用客が来ず今度はインドに協力を仰いでいる
巨費をかけたが利用客が来ず今度はインドに協力を仰いでいる
2015年以降 政府は、 赤字を垂れ流し続けていた
ハンバントタ港の運営権を中国企業に譲渡した
ラジャパクサ国際空港も、 収入不足で職員の給料も
払えなくなり、同じ運命をたどりつつある。
AFP より一部抜粋
スリランカやトンガなどだけでなく
対外債務がGDPの8割にもなる国々が
他にも多く存在しています
債務リスクがある国とされたのがジブチ、ラオス、
モルディブ、モンゴル、モンテネグロ、キルギス、
パキスタン,タジキスタン、の8カ国だ。
米「世界開発センター」公表
苦しむ国を助けるべき日本が悪と手を組むのか?
こんな酷い状況なのに 日本の自公政権や
経団連といった連中は非難するどころか
揉み手で擦り寄っています
経団連前会長発言「一帯一路含む協力重要」
日中CEO等サミットの中で一帯一路について
日中がこの原則のもとに協力していくことを
確認し、具体的な事例も動きはじめている。
経団連HPより抜粋
こうした企業の経営者らに一度
「闇金のような手法を使う組織と企業が
関係を強めたり 取引を行うという
ケースについてどう思うか?」
とアンケートをとってみたいですね
問題無しと応えるなら 経営者失格でしょう
一帯一路への協力とはそういうことではないですか?
こちらは相互リンクサイトです
どのサイトもおもしろいです
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